230万円から1カ月で半値 ビットコイン急沸騰相場はもう終了か

2018年01月18日 15時00分 日刊ゲンダイDIGITAL

 

まさかの暴落に悲鳴を上げている人も多いだろう。17日、「ビットコイン」の価格が急落し、国内の取引所では一時、1ビットコインが100万円を割った。昨年12月に約230万円の最高値を記録してから、わずか約1カ月で半値を割り込んだ。

 

 国内のビットコイン投資家の6割が30代だそうだ。しかも、借金して投資している者も多いとみられるだけに、若くして多額の負債を背負った投資家も相当いるに違いない。

 

 暴落の背景にあるのは、中国や韓国をはじめとする世界各国による仮想通貨に対する規制強化の流れだ。

 

 ビットコインは、昨年7月の1ビットコイン約22万円から約10倍に急騰し、“億り人”を続出させてきたが、もうビットコインで“大儲け”するのは夢のまた夢なのか。マネー評論家の新田ヒカル氏がこう解説する。

 

「もともとビットコイン投資はギャンブルのようなもの。リスクの高いものです。法整備も追いついていない。価格操作をした場合の罰則や課税について整備が未熟なのです。今回の暴落で、投資に二の足を踏む人も多いでしょう。そもそも、売買コストや課税額が高く、口座開設などの手間を考えると“労多くして益なし”なのが実態です」

 

 この先、当局による規制やルール作りが進んでいく可能性が高い。しかし、規制強化や法整備が進んでいくにつれ、投資するウマミも少なくなるという。

 

「仮想通貨のセキュリティーや税金について法整備が進むと、長期的に見て外国為替証拠金取引(FX)などのように少しずつ『まっとうな投資』になっていくでしょう。価格変動の幅が小さくなるにつれて安定していき、乱高下のない安心な取引になっていく。しかし、変動幅が小さいということは、大損しない代わりに回収効率も低く、投資する意味がなくなってしまうのです」(新田ヒカル氏)

 

 これからビットコインに手を出しても“ガッポリ”というワケにはならなそうだ。